【摂津市】入場無料!箏で奏でるルパン三世など「第40回SETTSU箏グランドコンサート」4月12日

イベント

大阪府摂津市で毎年春に開かれてきた箏(こと)の演奏会が、今年で40回目を迎えます。摂津市箏曲協会が主催する「第40回SETTSU箏(そう)グランドコンサート」は、令和8年4月12日(日)、摂津市民文化ホールにて開催されます。入場は無料で、事前の申し込みも不要です。

チラシ

開催概要

第40回 SETTSU箏グランドコンサート

日時: 令和8年4月12日(日) 開場 13:00 / 開演 13:30
場所: 摂津市民文化ホール(摂津市香露園32-16)
アクセス: JR千里丘駅 徒歩約10分 / 阪急京都線 摂津市駅 徒歩約5分 / 阪急バス「摂津市民文化ホール前」下車
入場: 無料(事前申し込み不要)
主催: 摂津市箏曲協会
協賛: 章琴会・無住庵
後援: 摂津市 / 摂津市教育委員会 / 摂津市邦楽連盟
ゲスト: 倉橋容堂(尺八)

摂津市民文化ホールでの演奏会は今回が最後

40年にわたって地域の皆さんに箏の音色を届けてきたこの演奏会ですが、代表の弓削葉章(ゆげようしょう)さんによると、摂津市民文化ホールを会場とした定期演奏会は今回をもって最後になるとのことです。

長年、摂津市の文化行事として定着してきた演奏会だけに、40回目という節目の舞台は、ファンにとっても特別な一日になりそうです。

提供元:弓削葉章さん

箏一筋40年、弓削葉章さんが歩んできた道

提供元:弓削葉章さん

物心ついた頃から、母の背中を見て

弓削さんと箏の関わりは、幼い頃にさかのぼります。箏の師匠であるお母様のもとで自然と稽古を始め、気づけば箏が生活の一部になっていたといいます。「好きも嫌いもわからないまま、ずっと続けていました」という言葉からは、箏とともに育った日々がにじみ出ています。

「こんなに華やかな音が出るのか」──30代で訪れた転機

箏というと「六段」や「千鳥の曲」といった古典のイメージを持つ方も多いかもしれません。弓削さん自身も長らく古典を中心に演奏してきましたが、30代のときに現代音楽(新曲)と出会い、価値観が大きく変わったといいます。「箏ってこんなに華やかな音が出るのか」という驚きが、その後の活動の大きな原動力になりました。

以来、「瀬戸の花嫁」「川の流れのように」「365日の紙飛行機」など、耳馴染みのある楽曲を箏でアレンジして演奏するスタイルが増え、箏の可能性をより広く伝える活動へとつながっていきました。

自宅教室には最大30名の生徒が

弓削さんは演奏活動と並行して、自宅で親子とともに箏教室を長年運営してきました。最盛期には30名ほどの生徒が通っていたといい、地域に箏文化を根付かせてきた実績は、まさにこのコンサートの歴史と重なります。

古典からルパン三世まで、全10曲

パンフレット

今回のプログラムは、バラエティ豊かな10曲が揃います。光崎検校作曲の古典「五段砧・雲井五段砧」に始まり、アニメ『この音とまれ!』で知られる「龍星群」(橋本みぎわ作曲)、そして誰もが知るあの「ルパン三世」(大野雄二作曲)まで、幅広い世代が楽しめる構成になっています。

提供元:弓削葉章さん

さらにエド・シーランの「Shape of You」やアンデス民謡「コンドルは飛んでゆく」、宮城道雄作曲「落葉の踊り」なども演奏予定です。「箏でルパン三世?」と思った方こそ、ぜひ会場で確かめてみてください。きっと、箏への印象が変わるはずです。

次の40年へ──若い世代に伝えたい箏の魅力

摂津市民文化ホールでの活動に区切りをつけながらも、弓削さんは「箏の活動はこれからも続けていきます」と話されます。特に力を入れていきたいのが、若い世代への発信です。

提供元:弓削葉章さん

「古典的な弦楽器というイメージがあると思いますが、『箏ってそんな音色が出るの?』という驚きを、もっと多くの人に感じてほしい」という言葉には、40年間箏と向き合ってきた弓削さんならではの思いが詰まっています。

40年の歴史に幕を下ろす、集大成の演奏会。春の穏やかな午後に、箏の音色を体感しに、摂津市民文化ホールへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

摂津市民文化ホール

摂津市民文化ホール(くすのきホール)
所在地:大阪府摂津市香露園32−16

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